投資初心者が投資信託選びに迷ったら、ひふみ投信がおすすめ

10年以上の長いスパンで投資を考えている、そしてそれなりのリターンへの期待を持ちたい、だけど大損は避けたいという方におすすめなのが、ひふみ投信という投資信託です。

投資信託にはインデックス型とアクティブ型があります。

インデックス型は、基本的に価格が指数に連動するようになっています。たとえば、日経平均株価やダウ平均株価とほぼ全く同じ動きをするように作られている、ということです。

その場合、日経平均なら日本が、ダウならアメリカの国全体の経済が成長していけば、自分も儲かる、ということになります。

しかし、この手の指数はよほどの経済危機や21世紀初頭の中国のような急激な経済発展がない限りは大きな値動きは起きにくいものです。そのため、インデックス型の投資信託は大きく儲けることも大きく損することもなく、10年20年のスパンで考える必要があります。

対してアクティブ型は、プロが運用して指数よりも上の成績を目指すタイプの投資信託です。

多くのアクティブファンドは、インデックスファンドに勝てないというのが投資業界での常識ですが、ひふみ投信はここ数年その常識を破り続けている数少ない存在です。

ひふみ投信の特徴は、日本の優秀な中小企業を見つけるのが上手い、というどが挙げられます。プロなのだから当然じゃないかと思うかもしれませんが、これが意外と難しいのです。

創業者(社長)の藤野英人氏はニュース番組のワールドビジネスサテライトの解説として時々出演されているので見たことがある人もいるでしょう。

社長はじめ、ひふみの社員が自ら全国へ足を運び、企業の良し悪しを判断していることは有名な話です。単に営業成績だけでなく、企業の社長や社員の人となりをしっかりと見て、投資判断をしていることが、これだけの成績を収めている要因でしょう。

書籍「投資家がお金よりも大切にしていること」は、個人投資家の間でも大変評判が高く、この本を読んでひふみ投信の方針に共感して、日本を応援しようという気持ちから投資している人も多いです。

インターネットや雑誌各メディアでも積極的に発信しているので、一度触れてみることをおすすめします。

こちらは特に面白くてわかりやすいです。どうして投資をするんだろう?(ほぼ日)

わからないときは問い合わせできる?

メールや電話の窓口があるので、わからないことを質問したり、不安なこと、疑問があればいつでも問い合わせできます。

投資開始はいつ?積み立ての日は決まっているの?

自分の都合に合わせて「いつでも」ご購入することができます。基本は毎月同じ額を積み立てていくことになりますが、ポーナスが入ったときは通常の月よりも多めに買ったり、突如思い立ったときに追加する、なんてこともできます。

積立投資は始めたら、しばらくはやめられない?

解約手数料は0円ですので、解約の心配をせずに気軽に始めやすくなっています。

これからも儲かるの?

2017年以降、爆発的な人気のためにひふみ投信の評価価額は大きく上昇しており、これから先は以前ほどの成長は期待できないかもしれません。

しかし、このまま成長を続ける可能性もあります。それは誰にもわかりませんし、それは株式投資をする上で避けられないリスクです。最後は自己責任で行うことになります。

ですから、一度ひふみ投信の考え方に触れてみてから投資をするかどうか決めるのが良いでしょう。

投資の入門勉強にもなる

株式投資に興味を持ちはじめ、最初は投資信託、ゆくゆくは個別株の売買へ進んでいきたいと思っている人は、アクティブファンドの投資銘柄を分析することで勉強になるでしょう。

ひふみ投信から送られてるレポートを見ればどのような会社に投資しているかもわかりますし、プロがどのような考え方で市場を見ているのかを学ぶことができます。

長期投資は今日始めるのが一番の最適解

株式投資は安いときに買って高いときに売れば良い、と多くの人が考えるものですが、実際はそう上手くいくものではなく、参入のタイミングがとてもむずかしいものです。

プロでもない、経験もない、特別なセンスもない、一般の素人個人投資家がまず最初にするべきことは、無理のない金額で少しずつ市場に参加していく、ポジションを取るということです。

元本が大きくなれば、多少の変動にはびくともしなくなっていきます。

しかし、それは長い時間をかけてコツコツと積み上げるからこそやってくるものです。今日突然、大金を投入してもそのような状態にはなれません。

まず一度、投資を始めることで、世界の見方が変わるでしょう。1年後、2年後、10年後に、「あのとき始めておいてよかった」と思うはずです。

レオスのひふみ投信