国民年金の保険料を安くする方法
平成30年度の国民年金の保険料は毎月1万6,340円です(最新の国民年金保険料)。
意外と知られていませんが、国民年金を安くする方法があります。特別な事情がない限りは国民の義務として払わなければいけないものですから、少しでも安く済ませたほうが良いですよね。
国民年金の保険料は、前払いをすることで、保険料が安くなります。これを前納制度といいます。割引率を最大限上げれば、年間約8000円近い節約が可能になるのでバカにできません。
支払い方法と、前払いの期間によって割引率は変わる
割引率はいくつかあって、1つは期間、もう1つは支払い方法によって変わります。
前払いの期間は1ヶ月、6ヶ月、1年、2年の4種類あり、期間が長いほど割引率が上がります。
支払い方法は3つあり、現金、口座振替、クレジットカードかによって金額が変わります。
結論から言うと、2年分を口座振替を使って前払いしてしまうのが最も割引率を上がる方法です。
前払いの期間によって年金保険料はいくらお得になる?
現金払いと口座引き落としの割引率の違いを前払い期間別に比較します。
割引なしの場合、年金保険料は年額196,080円です。
現金払い&クレジットカードの場合
- 6ヶ月分前払い……で800円割引
- 1年分前払い……3,480円割引
- 2年分前払い……14,420円割引
口座振替(引き落とし)の場合
- 6ヶ月分前払い……1,110円割引
- 1年分前払い……4,110円割引
- 2年分前払い……15,650円割引
年金や税金の支払いにクレジットカードは損?
クレジットカードで一部の税金を支払うことができるのですが、手数料が高いため口座引き落としのほうがお得なケースは多いです。
しかし、年金保険料の支払いはクレジットカードのほうが有利(手数料がかかりません)です。
クレジットカード払い場合、年金保険料の割引率は現金払いと同じなのですが、年金払いにもポイントが付くカードを使えば、実質の割引率を口座引き落とし以上にすることも可能です。