各種手当と還付金を受け取るための制度を活用する
定年退職後の収入は主に年金に頼ることになります。給料がない分、多くの人は収入が減るでしょう。
必要な手続きを行うことで支給される手当や還付金を受け取ることができる確定申告について知っておけば、余計な出費を抑えることができます。
病気やケガのときにもらえる傷病手当、うっかり請求するのを忘れがちな企業年金、再就職のお祝い金など、使えるものはきっちり使っていきましょう。
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加給年金の制度を利用する
厚生年金加入者で、配偶者が年下の場合は、年金版扶養手当を受け取ることができます。
厚生年金なら -
企業年金の請求
厚生年金基金など、企業年金の請求は忘れずに行いましょう。企業年金連合会(旧・厚生年金基金連合会)に問合せを。
企業年金 -
遺族年金は条件により上乗せがある
万が一、公的年金の加入者が亡くなった場合は遺族年金制度を利用しましょう。
遺族年金 -
障害年金
病気(生活や仕事が制限されるもの)やケガで障害が生じたときに支払われるのが障害年金。条件を満たせば、現役世代でも受給可能です。
障害年金 -
高額療養費制度
医療費が高額な場合、一定額が支給されるのが高額療養費制度。被扶養者にも適用されます。
医療費 -
傷病手当金の手続き
仕事中ではない病気やケガに対して支給される傷病手当金。退職後や再就職活動中も受給可能です。
働けないとき -
再就職で給料が下がるともらえる給付金
再就職の給料が前職から大幅に減額になる場合、高年齢雇用継続給付金が出ます。条件や申請手続きの方法をチェック。
雇用保険 -
再就職手当
失業保険の日数が一定以上残っている状態で再就職が決まれば、再就職手当をもらうことができます。また、企業の場合も条件付きで受給可能。
再就職お祝い金 -
介護保険を利用するための手続き
自分や家族に介護が必要になった場合はどうすれば良いのでしょうか?認定を受けるためには2つの条件があります。
介護 -
就職活動中の病気でも傷病手当が出る
求職の申込をした後、病気やケガのために15日以上はたらけない場合には、傷病手当が支給されます。
就職活動中の病気 -
退職後の確定申告はどうすればよいの?
自分は確定申告をする必要があるの?退職してから初めて確定申告をする場合はこちらを参考にして下さい。
確定申告 -
確定申告することで還付金を受けられるケース
アルバイトや事業などで年金とは別に所得がある場合、確定申告をすることで還付を受けられることがあります。
確定申告 -
生命保険の満期金があると確定申告が必要?
個人年金や生命保険の満期金による一時所得がある場合、確定申告をする必要があります。
確定申告 -
手続きに必要な書類一覧
年金、保険、税金の手続きに必要な書類の発行元、用途、提出先を一覧にしてまとめました。
手続きに必要な書類